すてきなすてき

一日一捨を大げさに記録します。断捨離記録にみせかけたオールジャンル。

一日一捨を大げさに記録します。
#すてきなすてき

ムンク展とイーブイと花本はぐみ

f:id:Tenju:20190131224751j:plain


3ヶ月弱も続いた展示会について会期が終わった後に語ることほど
ブログ記事として時すでに遅しなこともないですが、
ここはすてきなすてきなので大丈夫です。ノンブロガーTenjuです。f:id:Tenju:20190121220438p:plain@tenju

 

ムンク

上京してもう一つ、良かったことは美術館の多さです。
上野公園内には下記の美術館があります。

東京都美術館
上野の森美術館
国立西洋美術館
東京藝術大学美術館

公園内に4つもの大きな美術館があるのです。
(もっというと博物館がその2倍くらいある。)

その中で最近見に行ったのは、
東京都美術館で開催されたムンク展―共鳴する魂の叫び
です。

今日はその感想をここに記したい。


と、思いましたが!!
通勤中に途中まで書いた文章は、
twitterでもう書いていたので捨てました。

ムンク展の感想
 (指の筋力が残っていましたら、twitterページに飛んで追加ツイートもご覧ください。)

 ●ムンクxポケモンコラボ イーブイかわいい!

 ●パン

 

 無駄な体力消費は捨てていきましょう。効率効率〜♪
今日のすて。

一日一捨実践中。
↓すてルール 
1.一日一回捨てる
2.もらい物は捨てない
3.捨てたく無くなったら終了

 

13日目のきょうのすて:ホームボタンの取れたiPhone4S

f:id:Tenju:20190131220658j:plain

ホームボタンがとれたとて、ホームに戻る機能もsiriも死ななかった

いやこれはもはや化石に近い。
iPhone4Sは初めて使ったスマートフォンでした。
周りの人が続々とiPhoneに変えていく中、私は富士通の薄いパカパカの携帯電話を使っていました。
お店に行って選んだ、光沢も化粧パーツも全く無視した薄さだけ命の携帯だったと記憶しています。

iPhone4Sになって一番びっくりしたのは充電の持たなさでした。
当時の携帯の感覚で言えば、充電2〜3日持って当たり前。
iPhoneは一日使うと充電がなくなり、毎日充電する、朝から使っている日には半日で充電ケーブルを
繋いでいた記憶がありました。

今ではiPhoneも随分バッテリー持ちが長くなったそうですが、
いまだにガラケーのほうが長持ちです。
まあ、圧倒的に使用モリモリな上、コンテンツが多い分使用時間が長いので当たり前ですが。

iPhone4Sの話に戻ります。
スマホ初心者だったのでしょう。落としに落としまくって、
使い方も荒く、ガラスは割れ、ホームボタンは取れました。
でも中身は壊れず、しばらくの間この端末で粘っていました。
なぜなら動くからです。
あとはこの機種以降、iPhoneのサイズは大きくなっていったからです。

f:id:Tenju:20190131222518j:plain

f:id:Tenju:20190131222528j:plain

iPhone4S/6/SE大きさ比較。6になったとき、その大きさに絶望した。

予想ですが、これまだ動くと思うんですよね。でもライトニング以前の充電ケーブルはもうない。
ブロガーでもなければYoutuberでもないので、復活させて盛り上がるようなことはしません。
なぜならここはすてきなすてきなので。

捨て気なうちに、捨てましょう。
(iPhone6はまだカメラとしてバリバリ活躍するので捨てません、捨て期ではないのです。)
(いやこれはガラスの記事*1のときに捨てろよ、という後悔は捨てました。)

ムンクと花本はぐみ
ツイートで少し触れていますが、花本はぐみのムンクのシーンが大好きです。
花本はぐみという天才アーティストの人物像があのページに込められていて、
当時なんでもないシーンのはずなのに泣いてしまいました。
ハチミツとクローバーの話をいつかしたいです。
でもムンク展の話のなかだけでするのは勿体無い。
いつかここで、素敵な作品を、素敵な捨て記とともにお届けします。

 __________________________________________

よければ"読者になる"登録、おねがいいたします。

*1:ガラスの記事はこちら

tenju.hatenablog.com

エルメスがアートギャラリーを濡らした話

 

f:id:Tenju:20190130210953j:plain
先に言います。そんな締め方今までしてなかったやろ。
はい、そんな前置きは捨てて、上京して良かったことの一つの話です。
それは、無料のアートギャラリーが多いことでした。

どうも、運動場の雑草魂ことTenjuです。(Yeah!)f:id:Tenju:20190121220438p:plain@tenju

 

東京の銀座に行くと、名だたるハイブランドの店舗が立ち並ぶのですが、

私はそこによく入ります。

ただし、

残念ながら店内の商品に手を出す資金もなく、ハイブランドを着こなすほどのファッションセンスもありません。

目的は、アートギャラリーです。

銀座のブランド店によっては建物の一部をアートギャラリーにして、期間別でテーマを設けて展示会を開催しています。

中でも銀座メゾンエルメスのギャラリー展示はお気に入りで、
毎回尖ったテーマの現代アーティストの展示がなされていてわくわくします。

私が見に行った中で記憶に強く残っているのは

アート展"「グリーンランド中谷芙二子+宇吉郎展"です。

銀座に遊びに行ったときに、そういえばギャラリーあるなって思って

エルメスの上階にあるギャラリーに入ったところ、そこに広がるのは

濡れた空間。

 

そう、濡れた空間。

 

濡れた空間でした。

 


さあ、
この困惑のアート展示の解説は一旦捨てて、今日のすて。

一日一捨実践中。
↓すてルール 
1.一日一回捨てる
2.もらい物は捨てない
3.捨てたく無くなったら終了

 

13日目の今日のすて:使い過ぎて縁がほつれたトートバッグ

f:id:Tenju:20190130205116j:plain

ミニマルかつ使いやすい大きさのトートバッグ。多分値段はエルメスのバッグの100分の1くらいだと思う

今回はとても良い捨てです。使って、使いまくっての捨てです。
このバッグはネットで見かけてとても良い比率の四角形だな、って思ったので即買いでした。
買った直後のあたりは、外出するときはほぼこれを持って出ていました。
理由はどんな服にも合って使いやすいからと、薄くて柔らかいから電車で混んでいても邪魔にならないから。

内側は見せられないほどすり減って、入り口の糸はほつれにほつれています。
エルメスのバッグのように何年も持つような素材ではないですが、
十分に機能を全うしたバッグでした。ありがとうございました。


濡れた空間の正体

濡れた空間の他には雪国っぽい謎の映像がプロジェクターから映し出されているだけで、
何も置きないまま15分が過ぎました。

エルメスの展示会場を濡らすっていうアートなんだな。
奥に見えるパイプはその作品を作るためのスプリンクラーかなんかの道具で、
それを飾ることで制作過程も含めて作品なんだよ、っていうやつだな。
とかなんとかそれらしい下らない考察をしていたら、
それは起きました。

この展示のメインは、展示空間を人工の霧で覆う ことでした。 
徐々に白くなっていく空間。
最後にはこんな風に。

 

 

幻想的なアート空間の完成です。
この作品の良いと思った点は、人も展示の一部になれるということです。
自分の前にいる人達はぼんやりと霧に包まれ、
その位置が奥であればあるほど、白く霞んで行きます。
霧が立ち込める風景に、山脈が遠くぼんやり層になっている美しさを思い出します。
私より後ろにいる人は、きっと私が作品に見えています。


現象を使ったアート作品はとても好きです。
六本木の森美術館の中に出ていたシンプルなかたち展を訪れたときには、
人生で一番好きだと思える現象をつかった作品に出会えました。
この話はちょっと長くなるのでまた。
明日もすてすて。

 __________________________________________

よければ"読者になる"登録、おねがいいたします。

大坂?大迫半端ないって

f:id:Tenju:20190129211821j:plain
大坂なおみ選手が全豪優勝し、数日後に大迫勇也選手がイラン戦で復帰2ゴール決めて、日本中が連日涙しているんじゃないでしょうか。

どうも半端ものTenj...ですf:id:Tenju:20190121220438p:plain@tenju

 

大迫半端ないってと言えばもはやお馴染み
我が地元の兵庫県、にある滝川第二高校の元主将中西さんの名シーンですが、
当時ニコニコ動画か何かで見て破茶滅茶に笑った思い出があります。

 

昨年のロシアW杯で「大迫半端ないって」がまさか世界の舞台で復活したとき、記憶が一気にフラッシュバックする衝撃が走りました。
言っといてや。


「大"坂"半端ないって」? 

そういえば、大坂なおみ版の半端ないってCMというのが存在します。

最近別のCMで物議を醸していた日清のCMで

日清カップヌードル「大坂半端ないって」篇です。元ネタリスペクトが素晴らしいので何かの方法でご覧になってみてはいかがでしょうか。

生活をみなおし捨てる心やゆうきをもらいつつ、今日のすてです。

一日一捨実践中。
↓すてルール 
1.一日一回捨てる
2.もらい物は捨てない
3.捨てたく無くなったら終了

12日目の今日の捨て:儚く履かないスリッパ

f:id:Tenju:20190129204552j:plain

ふたつのスリッパ。片方はかかとが破れ、片方は歩くと床に傷がつく。

今回はそもそもスリッパはいてなくね。が一番の理由です。
我が家はフローリングですが、写真にもあるように後置きでカーペットをしいているので、
冬場もそんなに冷たくありません。
そもそも子供の頃は実家が畳だったので、スリッパをはく文化がそもそも身についていないのです。
どちらも買ってすぐは履いていたのですが、次第に面倒臭くなり履かなくなりました。
物としてもちょっと欠点が出てきている状態なので、思い切って家からスリッパの概念を捨てました。

笛がなるまではボールを追うという文化

今回のイラン戦で一番印象的だったのは、やはり1点目の南野選手のダッシュでしょう。
ファウルかどうか際どいスライディングを受け、一度転倒したことでボールが誰もいない前方へ。
イランの選手はファウルを受けないようアピールに向かいましたが、
南野選手はすぐさま立ち上がり、ボールへと走りました。
結果ファウルの笛は鳴らず、一瞬の隙をついたセンタリング、大迫選手の絶妙なヘディングシュートへとつながりました。


笛がなるまでは試合は止まらない、という考え方は
日本で球技の部活動をやっていたら必ず強く教えられることの一つです。
私もバスケットボールをやっていた頃、脚を止めると顧問の先生から激昂を食らうので、
たとえ明らかなファウルを受けようともシュートまで行くようにしていました。
「いや体力無駄だよ・・・」とか思ってましたが、

今思うとこれはとても大切なことでした。
自分が審判になったが故にチャンスを落とす、というくだらない結果を招くことだってあるのです。
球技でなくても、慣れると自分で勝手な判断基準を作ってしまいがちです。

そうでした、大切なことを思い出せました。
過信は捨てて、最後までやりきることを続けていきたいところです。

 _____________________________________________

よければ"読者になる"登録、おねがいいたします。

目黒寄生虫館にみるニッチの境地

f:id:Tenju:20190128205218j:plain

アニサキスという言葉がニュースの記事に出てくるようになったとき、急にみんなが寄生虫に敏感になりました。
たぶん前からアニサキスはいたし、分野の研究はあったんだろうけど。

どうも、1日に2リットル近く飲むほどお茶に寄生している太陽のマテ茶ことTea njuです。f:id:Tenju:20190121220438p:plain@tenju

 

目黒寄生虫館

ところで、目黒寄生虫館をご存知でしょうか。

東京都目黒駅からバスで5分の所にある、二階建ての博物館です。

入るや否や

1.気持ちが悪く

2.何が何だかわからない

3.凄まじい量の

寄生虫が展示されています。

(写真も撮りましたが見る人によってはスマホを投げ捨てたくなるので載せたい気持ちは捨てました。トップ画像のプロセルコイドは目が可愛いヤツじゃなくて腹のなかのヤツです。)

 

壁際のパネル展示では、代表的な寄生虫

の解説が図入りで事細かに書いてあります。
小学生向けの解説がなされているのでとってもわかりやすい。

寄生虫知識0の私でもなんとなくへーそうなんだーというくらいには楽しむ

ことができました。

 

f:id:Tenju:20190128205038j:plain

目黒寄生虫館オリジナルポストカード。抽象化されていて可愛い

全然知識がない展示に行ってみるのも結構楽しいですね。
ぜひ興味がある方は一度足を運ばれてみては。

 

全然思い入れのない私物は捨てるけど。

今日のすてです。

すてルール 

1.一日一回捨てる

2.もらい物は捨てない

3.捨てたく無くなったら終了

11日目の今日のすて:繊維材料学のスライドシート

 

f:id:Tenju:20190128205442j:plain

繊維材料学のスライドシート。全部出席したし単位もとったけどその後一回もみてない

 このめちゃくちゃニッチな資料は大学の時に受講した授業のものです。
1年生の時に受けたのもあって真面目に出席したし、
成績もそこそこ良かったけれど、なにぶん他の学科の公開授業、という立ち位置だけ
あって、ニッチにもほどがありました。

すっごく貴重な資料なんだろうけど、単位取得後一度足りとも見返したことがありません。きっとこの授業を受けた人の中には、世の中の役にたつ研究を突き詰めている方もいるのでしょう。

私にはそれはできなさそうなので、その方々に思いだけ託しながら捨てようと思います。

 

ニッチな研究

正露丸が最近になってアニサキス症に効くことがわかった、というニュースも興味深いものでした。

メディアが取り上げて、みんなが注目して、その分野の研究が盛んになる。

正露丸の例が実際にこの通りに進んだ結果かはわかりませんが現代の拡散力が理想的に働くと、きっと様々な分野の糧になると思います。

理想的に働けば、ですが。

 

最近のネットの出る杭打とうぜな雰囲気、めちゃくちゃ嫌いです。

みんなが構えてるそのチャッカマンは捨てて、たのしいネット社会、つくろう。

 _____________________________________________________

よければ"読者になる"登録、おねがいいたします。

リアルねこあつめ

 

f:id:Tenju:20190127205813j:plain
猫が好きです。猫背のTenjuです。 f:id:Tenju:20190121220438p:plain@tenju

 

出先でのら猫と出会った時、猫と人間の間には無言のコミュニケーションが生まれます。
人馴れしている猫なら向こうから寄ってくるし、
ある一定のパーソナルエリアに入ると一目散に逃げていく猫もいます。
私はこの数秒〜数分間の時間・0cm~数メートルの距離を楽しみにしているのです。



今日はそんなねこちゃんのコミュニケーションの一部をあつめました。(らくがきもふくむ)

かわいい!


 

 

 

ネコチャンを好きな気持ちは捨てませんが

捨てたい私物は捨てます。今日のすて。

一日一捨のルール

 

 1.一日一回捨てる

 2.もらい物は捨てない

 3.捨てたく無くなったら終了

 

10日目の今日の捨て:ターナーアクリルガッシュの使えない部分

 

f:id:Tenju:20190127202058j:plain

ターナーアクリルガッシュ 高校生の時増えに増えた

今日はベッドの下に眠っている神の画材、アクリルガッシュの仕分けです。

最近はあまり使っていないのですが、
高校時代の自分を支えたとっても素晴らしい画材のため
全てを捨てるとまでは心が決まりませんでした。

そこで、
捨てる基準を設けました。

1.使えない色は捨てる(残り少なっ・乾燥してるやん)

2.使わない色は捨てる(あんまり好きでないなあ)

3.混ぜた方が綺麗な色が出る色は捨てる(この色なんで買うたん)

 

仕分けた結果がこちら。

f:id:Tenju:20190127194803j:plain

左が残ったもの、右が捨てるもの 好きな色に偏りがある・・・

そもそもなんでこんなにアクリルガッシュを持っているかというと、
べつに私がアナログ絵師をやっているわけではなく、
大学受験が関係しています。高校時代に使っていた絵の具が未だに残っているというわけです。
私の高校のカバンにはいつも、赤本ではなく、大量の鉛筆と絵の具が入っていました。
休み時間には友達とテスト勉強にしのぎを削らず鉛筆をカッターナイフで削っていました。 

 

ま、大学受験についての話はまた、他の機会に。


よければ"読者になる"登録、おねがいいたします。<BR>
<iframe src="https://blog.hatena.ne.jp/Tenju/tenju.hatenablog.com/subscribe/iframe" allowtransparency="true" frameborder="0" scrolling="no" width="150" height="28"></iframe>

羊毛フェルトでもふもふハリネズミ

f:id:Tenju:20190126205814j:plain


はりねずみにはまりだした原因は

生き物を中心としたまとめサイトヤマアラシの動画を見たことがきっかけです。

どうも、睡眠と躍動のジレンマことはりねずみです。@Tenju

 

前々から羊毛フェルトには興味があって

お正月の時に時間ができたのでいざやってみよう!ということで

100円ショップで早速羊毛セットを購入してやってみたのです。

 

羊毛フェルトの難しいところ3選

1.時間がかかるので疲れる

2.指に針がつきささるので痛い

3.全体像をイメージして始める必要があるのでむずかしい

 

相反する考え方をしましょう。

羊毛フェルトで楽しさ3選

1.時間をかけてできた達成感!

2.自分の指先から作り出す幸福感

3.計画なんて知るか!見切り発車のワクワク感!

 

 

人生面白い方に3000点でいきましょう。

 

今日のすて

 一日一捨のルール

  1.一日一回捨てる

  2.もらい物は捨てない

  3.捨てたく無くなったら終了 

 Rhinocerosで極める3Dデジタル・デザイン その基礎から3次元曲面モデリングまで

f:id:Tenju:20190126210529j:plain

三回くらいしか開いてない

はい、これは買って結局あんまり使わなかった本第1位です

学生の頃、デザインの勉強に欠かせなかったのが3Dモデリングツールです。
学生に優しいアカデミック価格ながらプロのデザイン事務所でも使われているミドルエンドモデルツールRhinoceros

寸法指示による正確なモデリング、3次曲面サーフェス作成、
プラグインで数値制御アルゴリズムも作成できるという画期的なものでした。

(何言っているかわからないと思いますが、説明は捨てました)

このソフトの解説書だったのですが、

正直、自分よりできる先輩や友達に聞いた方が、さらに言えば聞き取れない英語のYoutube見ながらやったほうが覚えられるやん!

とすぐに気づいたので、読むのをやめてしまいました。

 

他人に聞く恥は捨てるのです。

個人的触感デザイン3選

f:id:Tenju:20190125191949j:plainハプティックデザインという分野の講演を聴講したとき、その奥深さと興味深さに震える共感を覚えました。
どうもこの真冬にマフラーを家に忘れて震えている強寒Tenjuです。f:id:Tenju:20190121220438p:plain@tenju

 

個人的触感デザイン3選

とりあえずタイトルの触覚デザインの説明は捨てますがランキングです。

3位  aibo の毛並み SONY

 aiboには実は3種類の異なる質感の白が使われています。
これは犬の背中、お腹など各場所の毛並みをイメージしているそうです。
触ってみたら背中はザラザラ、お腹はサラサラした感触で、どちらもとても撫でていて心地いい。
撫でると反応する体験も心地いい。

 

2位 山手線新車両の手すり JR東日本

東京で山手線を日常的に使われる方ならお気づきかもしれませんが、
新車両の手すりには従来のツルツルとは異なり梨地のシボがついています。
これがとってもすべすべで心地いい。
ちょっと温かいような気さえする。
いつかこの触り心地を自分の仕事でも使いたいと思います。

 

1位  置きイ草 良品計画

香りの心地いい乾燥させたイ草を束ねたインテリア雑貨です。
置物なので本来触るものではないのですが、手で触ると乾燥したい草のジョリジョリとした手触りと音が癖になる。

頻繁に触るので最近ではい草が歯ブラシみたいに開いてしまいました。
良品計画のプロダクトは特に、この触感にこだわっているものが多い印象です。

f:id:Tenju:20190125192323j:plain

無印良品の置きい草。紐で束ねて締めた意匠をキュートだ。

 

ほんとは秘密にしときたかったですがすてきなものは発信していくことにしました。
皆様ももし山手線新車両に乗られる事がございましたらぜひ。

 

今日のすてです。

 一日一捨のルール

  1.一日一回捨てる

  2.もらい物は捨てない

  3.捨てたく無くなったら終了 

 

8日目の今日のすて: 形がくずれたもちもちのクッション

f:id:Tenju:20190125190753j:plain

買った時は円形だったはず

これは雑貨店で購入した私の最も好みな触り心地のクッションです。

触感デザイン的にも優秀です。

が、日常的にもちもちもちもちしすぎて

へしょへしょになってしまいました。

汚れは洗えば落とせますが潰れたクッションは素人では復活できません。

潔く捨てようと思います。

f:id:Tenju:20190125190741j:plain

へしょへしょのクッションにも飛ぶ権利はある

 さて、さっきから触感触感なんやねんという方、大丈夫、説明は捨てません。

(冒頭に”捨てて”と書いた記憶は捨てました)

 

Haptic design

これは慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科准教授の南澤孝太氏が研究されている、
触覚にアプローチした新しいデザインの分野の名称です。

触感を表す尺度として「質感」「実感」「情感」の3つを定め、これらをコントロールすることで狙った触感を生み出すことができるというのです。

 

触感というのはきっとあなたの想像の中に既に蓄積されています
例えばあなたがクッションを選ぶ時、

きめ細かい手触り、しっとり沈み込む感じ、弾むような軽さ、抱きしめたくなる丸み、
など理想のクッション像を思い浮かべながら探すはずです。

その触感のイメージを数値化し、振動などで再現することが可能なのだそうです。

最近では「触覚の拡張」の研究も進んでいるらしく、スピーカーと同じ原理で触覚を拡大して、
分厚い布の下にある非常に薄く小さい金属板を指で感じることができるとか。

 

急に興味が出てきたので

将来ぜひ好きな動物の毛並みを再現できるかたまりをうみだしたい。