捨て気な捨て期に素敵な捨て記にしましょうね
"切手デザイナー"という言葉を知りました。
その職業の人は国内に7名しかいないらしいのだけれど、
予備校時代の先輩がそのうちの1人だって聞いて驚いていたら、今日、
今年の年賀はがきがその先輩デザインであるという新事実にたどり着きました。
どうも、世の中に無数にいる普通の会社員の内の1人、Tenjuです。@tenju
この度毎日一回ずつ身の回りのものを捨てる、
一日一捨を始めることにしました。
一日一捨という言葉はずいぶん前に知っていたし、
その言葉の続けられそう感やメリットも十分で、
自分の生活に対する考え方に合っているなと思っていたのです。
(が、始められなかった。それはなぜか、どうして今更始めようと思ったのか、
などとというはてなブログみたいな文章は捨てます。)
結論から行きましょう。
一日一捨を習慣化するにあたってのルールの制定
始めるにあたって捨て方が曖昧にならないようにシンプルな15のルールを作りました。
- 一日一個捨てる
- もらい物は捨てない
- 捨てたく無くなったら終了
- 似たようなものを比較して、要らない方を捨てる
- 1年以上使っていないものから捨てる
- 服はワンシーズン一度も着ていないものから捨てる
- 30日以上視界に入っていないものから捨てる
- 新しいものを買った日は同じ種類のものを1個捨てる
- 漫画など揃いのものは5冊で1セットとする
- 写真にとっても不快にならないもののみカウントする
- 余った食べ物はカウントしない、可能なら食べる
- 明らかにゴミだ、というものはカウントしない
- 常識的に捨てない方がよい貴重品は捨てない(ネタで捨てない)
- 壊れているものは直せるかどうか判断する時間をとる
- 思い入れのあるものは捨てるかどうか5分考える
以上の大事な大事な15個のルールに従って、今日から頑張ります!!!
・・・・・・・と、モチベーションの高そうなルールをつくると失敗することは知っています。
残念ながら人間はルールが多ければ多いほど反発してしまうらしいです。
人間は、と範囲を大きくしましたが、私に限った話かもしれません。
過去を振り返る限り、ルールをガチガチに固めて習慣になった試しがないのです。
ゆるく、もっとシンプルに行きたいところです。
すてルール
- 一日一回捨てる
- もらい物は捨てない
- 捨てたく無くなったら終了
- (これ以上増えると絶対に続かないので捨てました)
覚えなくとも暗唱できる3つくらいにしました。
曖昧でいいと思うのです。だって続けてみないと良い塩梅がわからない。
一日「一回」としたのは別に捨てたきゃ2個以上捨ててもいいよね、
一気に捨てたい日もあるよねって思うからです。
ではさっそく一日目のすて。
今日の捨て:謎の13個のねじ
押しピンやクリップなど細かい文具品をしまっておくケースに入っていた謎のネジ13個。
ここでは捨てられなかったものを撮影し、言葉で供養して、思い残すことなく捨てる。
といったことをしようと思っていたけれど、
こんなもの初めから思い入れも何もない。
頑張って思い出して見たが、たしかローテーブルの脚を付け替えたときに余ったネジ。
元の脚は遠の昔に捨てているが、なぜネジだけ残しているのか不明である。
ケース内で他にもこの類のものが見えたような気がしたが、今回は見なかったことにした。
ネジといえば、中学生のときに"技術"の授業で棚をつくる課題があり、
そのときに初めてネジ切りを体験しました。
ネジの思い出は終了です。
ただ今思えば工具を使って素材から"プロダクト"を作ったのはその時が初めてでした。
板と板を垂直に接着するための金ヤスリがけが地獄だった思い出があります。
垂直を出せた人からねじ留めの工程に進める、的な感じだったのですが、
垂直はおろかどんどん丸くなってしまい、「いや切りっぱなしのままのが良かったやん」
と先生のチェックを受けるたび後悔しました。
(8年後に金属3Dプリンタで出力した鉄の塊を鏡面に磨く日が来るのですがその時の彼は知る由もない。)
謎のネジからものづくりの原点を思い出すお話でした。
一見ありふれたものの中にもエピソードが隠れていることがあるので油断なりませんね。
今日はここいらで締めましょう。